大学院受験いくつ受けるべき?おすすめの併願パターン解説!

大学院進学

こんにちは。きりんごです。

きりんご
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このブログでは、大企業OLから、退職後迷走期間を経て、旧帝大の文系大学院修士に合格したきりんごが、

社会人からの文系大学院進学を目指す方に向けて情報発信しています。

この記事は、

  • 大学院を併願受験するか迷っている方
  • 併願先をどう選べばいいか困っている方

に向けたものです。

私が人文学系の修士課程に在籍しているため、文系中心の内容になっていますが、理系の方もぜひ参考にしてみてください。

今回の記事でわかること

今回の記事でわかること
  • 大学院受験の併願とは
  • 併願先の研究室を選ぶ際のポイント
  • 大学院受験おすすめの併願パターン

他の対策についても解説していますので、参考にしてみてください!

院試は併願可能?

結論から言うと、大学院入試の併願は可能です!

受験なので、残念ながら落ちてしまうこともあります。

そのため、本命校以外どうしても行きたくない場合を除いて、2つ以上の大学院へ出願するのが無難だと思います。

併願先はいくつ必要?

併願先は、2~3つが理想だと思います。

それ以上になると、対策や日程の確保が難しくなってくると思いますし、逆に1つだけだと、落ちることへの不安から精神的にキツくなってくると思います。

私は2つしか受けませんでしたが、それでも結果待ちの間かなり情緒不安定になりました。(笑)

最終的には個々人のキャパシティ次第ですし、いくつも受験して合格していく人や、逆に本命1本に絞る人もいますが、特にこだわりがなければ2~3つの受験がベストでしょう。

併願先選びのポイント

併願先の選び方のポイントは以下の3点です。

併願先の選び方のポイント
  • 自分のやりたい研究ができるかどうか
  • 本命の大学院と院試形式が似ているかどうか
  • 本命の大学院と院試の日程が被っていないかどうか

自分のやりたい研究ができるかどうか

これはまず大前提です。

自分の興味関心に全然かぶらない研究室を選んでしまっては本末転倒です。

そのため、研究室選びの段階で、自分のやりたい研究ができる研究室をいくつかピックアップしておいて、その中から併願先を選ぶようにしましょう。

本命の大学院と院試形式が似ているかどうか

次に確認しておきたいのが、院試の形式です。

本命の大学院と全く異なる院試形態の場合、対策に時間がかかってしまうからです。

例えば、次のような併願をする場合を考えてみましょう。

本命の大学院併願先の大学院A併願先の大学院B
一次試験英語試験(筆記)
専門科目(筆記)
英語試験(TOEIC)
専門試験(筆記)
英語試験(TOEFL)
小論文
二次試験英語試験(筆記)
専門試験(口頭諮問)
専門試験(筆記)専門試験(口頭諮問)

この場合、本命の研究室の個別の筆記試験対策に加えて、TOEIC、TOEFLも別個に対策が必要になってきます。

上記は極端な例ですが、院試の科目が増えればそれだけ対策に時間がかかるので、併願先は、なるべく入試形態が近い大学院を選ぶのが理想的です。

難しい場合、専門科目か英語科目どちらか1つでも同じ形態の試験を実施しているところを選びましょう。

英語試験対策についてはこちらの記事もご参照ください。

本命の大学院と院試の日程が被っていないかどうか

大学院の入試は、研究科ごと試験日が異なります。

そのため、日程さえかぶらなければ同じ大学の別の大学院を受けるということも可能です。

逆に、就活や転職活動とは異なり日程の変更はできないので、試験日が被ってしまったらどうしようもないです。

そのため、出願前に併願先の試験日の被りがないか、各大学院の募集要項をチェックするようにしましょう

また、1次試験、2次試験と試験が2回あるところもあるので、両方の日が被らないように、無理のない日程で受けられる研究室を選びましょう。

併願先は本命より偏差値の低い大学を選ぶ?

大学受験の場合、併願先は本命より偏差値が低いところを受けるというのが定石だと思いますが、大学院受験の場合、偏差値はあまり関係ありません。

定員は厳密に決まっているわけではなく、年によってある程度幅があるので、定員オーバーしていても受かる場合もあります。

ですので、併願先を考える場合、大学の偏差値は気にしなくて良いでしょう。

ただし、偏差値が高い大学の場合、内部生に優秀な人が多く、その人たちよりも入試で点数を取る必要があるということは考慮しておいたほうが良いと思います。

おすすめの併願受験パターン

具体的な併願受験パターンとしておすすめは、本命の研究室と併願の研究室の2つに絞る方法です。

このパターンであれば、多少試験形式が異なっていてもそれぞれ十分に対策できると思います。

2つだと不安な人は、本命の研究室と併願の研究室2つの計3つ受けるパターンをおすすめします。

このパターンの場合、本命を軸に、同じ形式の英語試験を実施している大学院を選ぶのが良いと思います。

英語試験の形式が異なると、それぞれの別の対策が必要になります。

それぞれ対策するとなると、かなり英語に時間を取られることになり、肝心の専門科目対策が疎かになってしまいかねません。

3つ受ける場合、事前にTOEICやTOEFLの良いスコアをもっている人以外は、なるべく英語の試験形式が近い併願先を選ぶのが良いでしょう。

まとめ

大学院の場合、日程さえかぶらなければ併願受験が可能です。

併願先を選ぶ場合、以下のポイントに注意して選びましょう

併願先選びのポイント

  • 自分のやりたい研究ができる研究室を選ぶ
  • 併願先は本命の大学院と入試形式が似ているところにする
  • 各大学院の入試日程が被っていないか、出願前に募集要項を確認する

私のおすすめは、本命の研究室と併願の研究室の2つに絞ってうけるパターンです。

各大学院の募集要項をよく読み、無理のない受験計画をたてましょう!

以上、きりんごでした。

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