こんにちは。きりんごです。
このブログでは、大企業OLから、退職後迷走期間を経て、旧帝大の文系大学院修士に合格したきりんごが、社会人からの文系大学院進学を目指す方に向けて情報発信しています。
この記事は、
- 研究室訪問のアポイントが取れた人
- 研究室訪問でどんな質問をしようか迷っている人
- 当日の服装に困っている人
という方に向けたものです。
今回の記事でわかること
- 研究室訪問当日までの準備
- 研究室訪問ですべき質問
- 研究室訪問当日の服装
研究室訪問のアポイント取りまでの流れは下記で解説しています!
参考にしてみてください。
研究室訪問当日までの準備
当日までに準備しておくべきことは
- 研究室の情報収集
- 自己分析をまとめる
- 質問事項を考える
- 研究室までの行き方を調べる
- 手土産
各項目を以下で解説していきます。
研究室の情報収集
大学HPなどで公開している情報には最低限目を通しておきましょう。
教授の論文なども可能な範囲で読んでおきましょう。
自己分析をまとめる
社会人が研究室訪問する際、必ずといっていいほど聞かれるのが、なぜ院に進学をしたいのか、ということです。
こちらの記事でも紹介しましたが、出願の際に志望動機を求められるところもあるので、研究室訪問の段階である程度まとめておくのが良いと思います。
それに、自己分析によって院に進学する目的を明確化しておけば、研究室を選ぶ際にも、自分に合う場所、合わない場所が見極めやすいです。
そこまでやる必要ある?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、社会人からの院進は周りに仲間もいないので、受験勉強で心が折れそうになる瞬間がふと訪れます。
そんなとき、原点に立ち返ることができると少し気が楽になると思うので、時間があるならやっておいたほうがいいと個人的には思います。
自己分析については、就活系のサイトが充実しているので、そのあたりを参考にしてみてください。
一例として、就活生向けにやり方やツールをまとめたブログをみつけたのでご紹介します。
●【事例付】自己分析の効率的なやり方。簡単にできる5つの方法も紹介

研究室を選ぶことに関しては、以下の動画の4Pを使った環境分析という方法も参考になります。
質問事項をまとめる
折角時間をとってもらうので、気になることはできる限り聞いておきましょう!
具体例としては、以下のようなことが挙げられます。
●研究室の雰囲気
男女比、留学生率、ゼミや研究会は盛んか、研究室行事はどんなものがあるか、コアタイムはあるか、研究者志望が多い?就職志望が多い?
●社会人の受入れ
受入れは可能か、前例はあるか、仕事との両立は可能か、入試は一般枠?社会人枠?
●研究について
研究テーマの決め方、進め方、指導は教員主導?院生主導?
●進路について
博士への進学率、留年率など
私は、自分でなんとなくやりたい研究があったので、教授には、研究生活についてをメインに聞きました。
やりたい研究を考える際にはこちらの本が参考になりました。
もちろんこの時点では研究計画は決まっていなくても大丈夫です。
ただ、進路やカリキュラムなど、大学HPに記載されているような情報は最低限調べておきましょう。
そうでないと、貴重な時間を無駄にしてしまうことになります!
研究室までの行き方を調べる
対面で面談の場合、Google map などで駅からの距離や研究室への行き方を必ず事前に調べておきましょう。
大学構内は広い上に建物も多くわかりにくいです。
また、最近は入校制限を行っている大学もあります。
入口で手続きが必要で、思った以上に時間がかかる場合もあるので、余裕を持ったスケジュールを設定しておくことをおすすめします。
手土産
手土産は持参すべきかどうか、意見が分かれるところですが、個人的には迷うなら持っていく派です。
そんなに高くないもので大丈夫だと思いますが、個包装されたものが良いでしょう。
当然ですが、持っていかないからといって、試験に落ちるなんてことはないので、安心してください。
当日の注意点
研究室訪問当日の服装
準備ができたら、あとは当日を迎えるのみです。
当日の服装は悩む方も多いかもしれませんが、私は私服で良いと思います。
ただし、あまりにも肌の露出が多かったりボロボロの服で行くのは避けたほうがいいでしょう。
もちろんスーツでも問題ありません。
移動について
事前準備でも紹介したように、当日は予期せぬことがおこるかもしれません。
研究室には早めに着くようなスケジュールで移動しましょう。
ただし、入室するのは5分前くらいが良いかと思います。
早く着いたからといって、予定よりあまりにも早すぎる時間に行くのも相手に迷惑です。
万が一、遅れたり、道に迷ったりしてしまった場合は、早めに研究室へ連絡を入れましょう。
過去問収集
研究室訪問の一番の関心は恐らく過去問でしょう。
過去問がどこでもらえるかは忘れずに聞くようにしましょう。
研究室で学生が引き継いでいる場合もありますし、学生課が持っている場合もあります。
学生課が出している場合、解答はついていないので注意してください。
もし学生と話す機会があれば、対策方法も聞いておくのが良いでしょう。
まとめ
以上、研究室訪問同日までの事前準備と当日の注意点をご紹介しました。
まとめると以下の通りです。
- 研究室の情報収集
- 自己分析
- 質問事項
- 研究室までの行き方
- 手土産(ただしなくても問題なし)
- 服装は私服でOK
- 早めに研究室に着くように移動しよう!ただし入室は5分前くらいがベスト!
- 過去問について聞くのも忘れずに
初めての研究室だと当日は緊張するかもしれませんが、基本的には研究室の志望者の訪問は喜んでくれますので、勇気を出してぜひ行ってみてください!
研究室訪問が終わったら…こちらの記事もぜひチェックしてくださいね。